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アクアリウム歴20年以上。使う側から商品を作る側になった私が、このブログで伝えたいこと

アクアリウム歴20年以上。使う側から商品を作る側になった私が、このブログで伝えたいこと

はじめまして。アクアリウム用品ブランド「ENJOY AQUA」を運営している福島です。

私はアクアリウムショップの店員でも、生体飼育の専門家でもありません。20年以上、自宅で魚やサンゴを飼育してきた、一人のアクアリウム愛好家です。

その一方で、約8年前から副業でAmazon販売を始め、現在はENJOY AQUAの商品開発にも取り組んでいます。

このブログでは、20年以上の飼育経験と、商品を販売・開発する立場の両方から、アクアリウムを楽しむための情報を発信していきます。

やろうと思いながら、始められなかったブログ

ENJOY AQUAを始めてから、Amazonだけでなく、より幅広い販路を開拓していきたいと考えるようになりました。

そのためには、自社のホームページを作り、ENJOY AQUAがどのような考えで商品を開発しているのか、どのような人物が運営しているのかを知ってもらう必要があると感じていました。

商品をAmazonに並べるだけでは、私自身の経験や考え方までは伝わりません。

ブランドとして信用を積み重ねていくためにも、発信活動が必要だと思っていました。

正直に言えば、ブログは以前から「やろう、やろう」と思いながら、ずっと始められずにいました。

文章を書く時間を作れなかったこともありますし、何から書けばよいのか分からなかったことも理由です。

それでも、自分から動かなければ、アクアリウムが好きな方とつながることも、ENJOY AQUAを知ってもらうことも難しいと思い、ようやく始めることにしました。

商品を販売するためだけではなく、同じ趣味を持つ方とつながり、アクアリウムについて話せる機会を増やしたいという気持ちもあります。

アクアリウムとの出会いは、中学生の頃でした

私が初めて熱帯魚を意識したのは、中学生の頃です。

当時通っていた個人塾の家の玄関に、ネオンテトラが泳ぐ熱帯魚水槽が置かれていました。

照明に照らされたネオンテトラがきれいで、「いつか自分の家の玄関にも熱帯魚水槽を置いてみたい」と、なんとなく思ったことを覚えています。

ただ、そのときに実際に飼育を始めたわけではありません。

本格的に始めたのは、28歳で横須賀に一軒家を購入してからです。

ホームセンターで60cm規格水槽のセットを買い、念願だった玄関に設置しました。

最初に買った魚が何だったかは、残念ながら今でははっきり覚えていません。グラミーやプラティを飼い、その後エンゼルフィッシュを飼うようになったと思います。

水草を入れながら、初めての熱帯魚水槽を楽しんでいました。

ホームセンターで水槽や魚を購入したため、詳しい人に相談することもなく、分からないなりに飼育していました。

魚を飼うことから、上手に飼うことへ

しばらくして、横須賀中央にあった中央水族館へ通うようになりました。

そこでエンゼルフィッシュを3匹購入したと思います。最初は順調に飼育できていましたが、大きくなるにつれて、同じ水槽にいたヤマトヌマエビまで食べてしまうようになりました。

魚を買うときは、見た目や好みだけでなく、成長後の大きさや、ほかの生体との相性まで考えなければいけません。

今では当たり前に思えることですが、当時は実際に飼育して失敗してから気づきました。

それをきっかけに、魚の組み合わせや水槽のメンテナンス性についても考えるようになりました。

私の中で、ただ魚を飼うことから、魚を上手に飼うことへ少しずつ意識が変わっていった時期だったと思います。

海水魚の鮮やかな色に引かれました

中央水族館へ通ううちに、熱帯魚売場の近くに海水魚がいることに気づきました。

それまで海水魚を意識して見たことはありませんでしたが、淡水魚とは違う鮮やかな色や、原色に近いまぶしいカラーリングに引かれるようになりました。

その後、90cm×45cm×45cmのオーバーフロー水槽を購入し、自宅のリビングで海水魚を飼い始めました。

この水槽は20年以上たった今も、自宅のリビングで稼働しています。水槽用クーラーは現在2台目です。

最初は魚だけを飼っていましたが、次第にサンゴにも興味を持ち、照明やプロテインスキマー、カルシウムリアクターなどの機材を追加していきました。

海水魚水槽は、水槽一式だけでもかなりの費用がかかります。そこからクーラーや照明などを追加していくため、欲しい機材があっても、購入に踏み切れないことが何度もありました。

この経験は、現在の商品開発にもつながっています。

高額な商品だから、すべての人に必要とは限りません。反対に、価格だけで選ぶと、自分の水槽には合わないこともあります。

「何のために必要なのか」「自分の水槽に本当に合っているのか」を分かりやすく伝えることが大切だと考えています。

サンゴの白化や魚の混泳から学んだこと

玄関にもサンゴ水槽を置き、ミドリイシを飼育していた時期があります。

あるとき、水槽用クーラーの吸気部分の前に物を置いたままにしてしまいました。

クーラーが十分に放熱できず、水温が30℃を超え、ミドリイシを白化させてしまったことがあります。

機材を設置しているから安心なのではなく、正常に動ける環境を維持しなければ意味がありません。

また、私は小型ヤッコと呼ばれる魚が好きで、最高で6匹を同じ水槽で飼育していました。

ケンカを減らすため、岩を多めに入れて逃げ道や縄張りを作りました。ところが、今度は魚が岩の中に隠れてしまい、ほとんど鑑賞できない水槽になってしまいました。

魚にとっての環境を考えることは大切ですが、観賞魚である以上、泳ぐ姿を楽しめなければ面白さが薄れてしまいます。

魚にとっての暮らしやすさ、飼育のしやすさ、見る人の楽しさ。そのバランスを考えることの難しさも、こうした経験から学びました。

東日本大震災をきっかけに、水槽との向き合い方が変わりました

水槽との向き合い方が大きく変わったのは、東日本大震災のときです。

輪番停電によりヒーターが稼働せず、3月の水槽水温が20℃を下回ることが何度もありました。

その水温変化をきっかけに白点病が発生し、水槽の状態が崩れてしまいました。

自然災害や停電の前では、どれだけ機材をそろえていても対応できないことがあります。

それ以来、私は水槽管理を頑張りすぎないようになりました。

以前は、きれいな水槽を維持するために、プロテインスキマーや殺菌灯、RO水、高価格帯の人工海水などを使っていた時期もあります。

現在は、見た目が完璧な水槽を作ることよりも、魚が元気に長く生きられることを優先しています。

多少コケが生えていても、ライブロックにカーリーと呼ばれる小型のイソギンチャクが付いていても、魚の健康にすぐ影響しない範囲であれば、以前ほど見た目の完璧さは求めなくなりました。

現在は飼育数や水換えなどを調整しながら、プロテインスキマーや殺菌灯を使用しない、以前よりシンプルな設備で海水魚水槽を楽しんでいます。

ただし、必要な機材は飼育する魚の種類や数、水槽環境によって異なります。

現在飼育しているクイーンエンゼル、オレンジストライプバスレット、カクレクマノミは、10年以上生きています。

完璧を求めすぎるより、自分が無理なく続けられ、魚が健やかに暮らせる環境を作ること。それが、20年以上飼育を続けてきた現在の私の考えです。

稼ぐための物販から、続けたい物販へ

Amazon販売を始めたのは、約8年前です。

これまでさまざまなジャンルの商品を販売してきましたが、最終的に「自分が本当に好きなジャンルを扱いたい」と考え、アクアリウム用品へたどり着きました。

副業で収入を得たいと考え、中国輸入を学ぶ物販スクールに入ったことがきっかけでした。

現在は、稼ぐためだけの物販から、自分が長く続けたいと思える物販へ移っている途中です。

現在は会社員として働きながら、副業という形でENJOY AQUAを運営しています。

将来はENJOY AQUAを、一つのアクアリウム用品メーカーとして育てていくことが目標です。

使う側の経験を、商品開発に生かしたい

ENJOY AQUAは、アクアリウムを多くの方に楽しんでもらいたいという思いから始めたブランドです。

初心者の頃は、何を買えばよいのか、どの情報を信じればよいのか、自分の飼育方法が合っているのか分からないことがたくさんあります。

私自身も、失敗しながら少しずつ覚えてきました。

そのため、初心者の方に寄り添いながら、少しずつ中級者、その先へステップアップできる商品や情報を届けたいと考えています。

商品開発と販売を続ける中で、価格だけで大手メーカーと競うのではなく、一般的な商品では解決しにくい悩みに応えることが、ENJOY AQUAの役割ではないかと考えるようになりました。

初心者にも分かりやすいことを大切にしながら、少し本格的な設備へ進みたい方にも選んでもらえる商品を開発していきます。

「自分が以前から欲しかったもの」「現在の自分でも使いたいと思えるもの」を基本に、価格だけではなく、機能や使いやすさに理由のある商品を作りたいと思っています。

中国の展示会で、商品開発の可能性が広がりました

2025年11月には、中国・広州で開催されたペット・アクアリウム関連の展示会「CIPS 2025」を訪れました。

中国・広州で開催されたCIPS 2025会場を訪れたENJOY AQUA運営者

それまでは主にインターネットで商品や工場を探していました。

しかし、展示会で実際の商品を見て、メーカーの方と話すことで、日本ではまだあまり普及していない魅力的な商品が数多くあることを知りました。

日本ではまだ普及していないロールフィルターや、機材を一体化したオールインワン水槽など、将来取り扱いたい商品もあります。

すぐに商品化できるものばかりではありませんが、海外で支持されている商品を日本の飼育環境に合わせて提案できないか、これからも挑戦していきます。

このブログで伝えていきたいこと

このブログでは、アクアリウムの専門家として上から教えるのではなく、20年以上飼育してきた一人の愛好家として、実際に経験したことを伝えていきます。

水質や水温、コケ、機材選びなどの基本的な内容から、淡水魚から海水魚・サンゴへ進むための考え方、商品の開発過程まで取り上げる予定です。

自社商品の良いところだけを紹介するのではなく、どのような水槽に向いているのか、反対にどのような方には必要ないのかも、できるだけ正直に書いていきたいと思います。

私自身、まだ知らないことや勉強しなければならないことがたくさんあります。

このブログも最初から完璧なものにはできませんが、少しずつ記事を積み重ね、読んでくださる方と一緒に成長させていきたいと思っています。

アクアリウムを始めたばかりの方も、長く楽しんでいる方も、ENJOY AQUAを通じてつながっていただけたらうれしいです。

これから、どうぞよろしくお願いいたします。